福井の越前ガニとは、福井県の三国港、越前港、敦賀港、小浜港の四箇所の港で水揚げされたズワイガニのオスのことで、黄色いタグが付けられています。 いち早くブランド化されたこともあって、その知名度はとても高く、蟹の王様と呼ばれているくらい有名です。 毎年、皇室に献上していることからも、その品質の高さや味の良さがわかりますよね。 越前ガニがどうしてそんなにおいしいのかというと、生育環境が非常に良いためです。 越前海岸沿岸は、漁場の地形が特徴的で段々畑のようになっており、水深が急に深くなっています。 また、冬の厳寒が海水に最も影響するような海域にもなっていることから、カニにとってはその地形や厳しい寒さが最良の生息場所となるのです。 ちなみに、越前ガニは福井県で水揚げされたズワイガニのオスのことですが、メスは「セイコガニ」と呼ばれて、オスとは別のブランドガニになっています。 オスとメスでわざわざ名前を変えているのはそれぞれ違った味わいがあるためで、越前ガニとセイコガニを食べ比べてみるのもオススメです。 身だけを純粋に味わうなら越前ガニ、外子と内子も楽しみたいならセイコガニですが、漁が解禁されている期間が約二ヶ月しかないセイコガニは特に貴重でしょう。